クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

Beaver〜城南島〜天王洲アイルぶらり旅

 前回に引き続き、ランチライドです。というか、最近はランチライドしかしていないのですが、たまたま今回も新規開拓したので、メモしておきます。最初は久しぶりにKawasaki River Cafeに行くつもりで、大師橋から多摩川CRへ。

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 しかし、CM撮影に使用するとかで、お店が臨時休業。。。仕方ないので、その場で近くでググって、Beaverというカフェを発見。私は知らなかったのですが、二子玉川Chichi Cafeの姉妹店のようで、多摩川を走るライダーさんには知られたお店のようです。

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 ガラス張りで雰囲気もいいです。因みに、平日の開店直後なので貸切状態*1

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 マルゲリータ(サラダつき)と紅茶を注文。とても美味しかったので、他の料理も食べてみたいと思いました。

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 帰りは、羽田の大鳥居を見たあと、何となく城南島に寄り道。誰もいない海を見て、日常で疲れた心を癒します*2

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 そこからは、大井埠頭天王洲アイルを抜けて帰りました。

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*1:私は混んでいる空間が好きではないので、コロナ禍以前から、空いている時間帯を狙って外食をする習慣があります。

*2:余談ですが、ここに来ると、いつも離陸日。何度も来ていて、飛行機が大きく見える着陸日は1回だけ。

ウエスタン〜舟和浦和工場直売所ぶらり旅

 1月も終わりかけていますが、明けましておめでとうございます(遅) 最近は、諸般の事情で近所しか走っておらず、あまりブログのネタがありません。そんな中、荒川CR沿いのランチスポットを新規開拓したので、以下にメモしておきます。
 冬の荒川は強い北風のことが多いので、北上する往路は地獄。。。しかし、目の前にぶら下がった(?)ランチを目指して、必死にクランクを回します。

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 秋ヶ瀬公園の近く、羽根倉橋まで北上したら、CRを外れて市街地へ。肉屋さんがやっているウエスタンというお店へ*1。サイクルラックもあります。

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 (以下の写真に映っていないものも含めて)様々なメニューがありますが、今回はBランチ(ハンバーグ・チキンチーズ・ナポリタン)をチョイス。ボリュームもあるので、サイクリスト向き。

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 折角ここまで来たので、帰りに、すぐ近くの舟和浦和工場直売所で芋どら焼きをテイクアウト。復路は追い風基調なので、ゆるゆると帰宅しました。

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 なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:サイクリストには、栗原コーヒーのすぐ近く、と言うと分かりやすいかもしれません。

コンポジットディープリムホイールの購入

 突然ですが、そして今更と思われるかもしれませんが、アルミ+カーボンのコンポジットディープリムホイールを購入しました。平坦ロングライドに適したディープリムと、長い下りや雨天時のライドでも安心なアルミのブレーキ面を併せ持ったホイールには以前から興味があったのですが、、、たまたま手頃な未使用品が売り出されているのを発見し、勢いでポチりました(笑)
 具体的には、CampagnoloのBullet*1の50mmを購入しました。他社のコンポジットディープリムホイールもいろいろ検討しましたが、Campagnoloユーザーなので、最終的にBulletをチョイス*2

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 スプロケットなどは、MasterのセカンドホイールであるZondaから移植*3。タイヤは、低圧で乗ることができるMichelinのPower Road (25c) のクリンチャーモデルを購入。

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 年末のグループライドに出かける数時間前にホイールとタイヤが揃ったので、急いで装着*4。50mmハイトにすると、バイクの見た目が大きく変わりますね。

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 とりあえず、グループライド+自宅からの往復で約60km、ソロライドで約40km、合計100kmほど試走してみました。第一印象としては、(1) 縦剛性が高いのでグイグイ進む、(2) 35〜45km/hあたりが所謂「おいしい」速度域、(3) 漕ぎ出しはやや重い、(4) 坂を登れないことはないが登りに適したホイールではない、(5) 軽めのギアにすれば30km/h以下でも比較的楽に走れる、(6) 向かい風はディープリムでもきつい(苦笑)、(7) 横風の影響はあるが恐れていたほどではない、(8) ラチェット音は意外と静か、と感じました。また、Power Roadを5 barで運用していることもあり、乗り心地が最高です。(少なくとも私の乗り方では)Shamalの方がオールラウンドで使えるホイールに感じますが、明らかに性格の異なるBulletも楽しく併用できそうです。

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 なお、今回のカスタムで参考になった主なサイトは、以下のとおりです。

*1:Ultraではないノーマルモデル。

*2:同じメーカーのホイールなら、RD調整が要らないことが多いため。ただ、ShamalからBulletに替えた際は、アジャスターの調整が必要でした(ShamalからZondaに替える場合は、完全にポン付け) また、Bulletはナローリムなので、ブレーキシューの位置とレバーのストロークを調整しました。

*3:Zondaは勿論良いホイールですが、(少なくとも私にとっては)Shamalの下位互換のような感じなので、最近は出番が少なくなりました。ただ、リムブレーキモデルのホイールは今後減っていくでしょうし、優秀なスペアとして温存しておこうと思います。

*4:評判通り、Power Roadはビードが柔らかく、装着しやすかったです。ただ、ワックスが大量に塗ってあるので、白い粉がボロボロ落ちるのと、ブレーキ面につくと落とすのが若干面倒です。。。

【ロードバイクAdvent Calendar 2021】自転車ラベルのワインをいろいろ探してみた話

 ロードバイクAdvent Calendar 2021の24日目の記事です*1。今日はクリスマスイブですし、素敵なワインを飲みたい気分です。そして、「折角なら、自転車がラベルに描かれたワインを飲みたい」と思います。ただ、一口に「自転車がラベルに描かれたワイン」と言っても結構な種類が販売されているため、備忘録をかねて、目についたものを以下にまとめてみました。

Cono Sur

 多くの人が「自転車がラベルに描かれたワイン」と聞いてすぐに思い浮かべるのは、Cono Surではないでしょうか? 手頃な値段のチリワインで、普通のスーパーなどに置いてあることも多いため、自転車乗り以外にも認知度が高い印象です。私も、何度か飲んだことがありますが、1000〜2000円程度のワインとしては、十分に美味しいと思います。また、種類が豊富なので、その日の気分に合わせたワイン選びができます*2 因みに、Cono Surのラベルに描かれた自転車は、毎日畑へとペダルをこいでいくワーカーたちへの敬意と、自然のサイクルを基本とした葡萄づくりを表しているようです*3

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Cycles Gladiator

 Cycles Gladiatorというカルフォルニアのワインも売れ筋です。果実味が豊富な典型的なカリフォルニアン・スタイルで、女性が自転車に乗って飛んでいる斬新なデザインのラベルも話題になり、アメリカを始め世界中で愛されるブランドとなったそうです。最近、Twitterで「美味しい」と薦めて頂いたこともあって、カベルネ・ソーヴィニヨンシャルドネピノ・ノワールの3本をポチりました*4。自転車で走るのは遅いですが、食べ物や飲み物に飛びつくスピードには定評があります(どこで?/笑)*5

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ESCAPADA Vinho Verde

 ESCAPADA Vinho Verdeは、ポルトガルのCasa De Villa Verdeというワイナリーで作られています。都内のKaldiなどでも見かけるので、前から少し気になっていました。シトラスなどの柑橘系果実の爽やかな香り、いきいきとした酸と果実味のバランス、わずかに感じられる発泡が特徴で、フレッシュ&フルーティな白ワインということなので、夏に冷やして飲みたいですね*6

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Cantina San Marco

 国内で見かけるワインとして、Cantina San Marcoというイタリアのワインもあります。色は濃いルビー色で、香りはブラックベリー、心地よい酸で口当たりも柔らかな赤と、淡い麦わら色で、フルーティーですがアーモンドの香りもあり、複雑さと厚みのある白の2種類があります。ペニー・ファージングに乗ったカエルが可愛いです*7

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El Pedal Tempranillo

 El Pedal Tempranilloというスペインのワインもあります。シルキーで柔らかなタンニン、軽やかでエレガントな口当たり、スパイシーでミネラリーな余韻など、ワインの描写は文学的で分かりにくいのですが(笑)、2000円くらいで買えるので、気軽に試すことができますね*8

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Tendem Rouge

 これはTwitterで教えて頂いたワインなのですが、Tendem Rougeというフランスのワインがあります。「どうしてタンデム?」と思いましたが、「タンデム=2人乗り」ということで、2種類の葡萄(シラー、メルロー)を50%ずつブレンドしているからだそうです。これも2000円くらいで買えるため、次に購入するワインの有力候補です*9

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Red Bicyclette

 これは海外のブログで知ったのですが、Red Bicycletteというフランスのワインが有名みたいです*10ピノ・ノワールシャルドネ、シラーなどがあるようですが、国内で流通しているのかどうかは不明です(要調査) 何かの機会があったら、ぜひ飲んでみたいです*11

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Hill of Content

 これも海外のブログで知ったブランドで、国内で流通しているのか分かりませんが、Hill of Contentというオーストラリアのワインもあるそうです。機会があったら、これも試してみたいです*12

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Fantini

 これは番外編。残念ながらもう売っていないようですが、あまりにもラベルが素敵なので、イタリアのFantiniが販売しているMontepulciano d'Abruzzo Giro d'Italiaというワインを紹介します。簡単にインターネット検索したところ、2013年2014年ジロ・デ・イタリアの記念ラベルを発見しましたが、在庫は見つけられませんでした。。。*13

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 因みに、ラベルの自転車がかなり小さく(目立たなく)なっているものの、現在もジロ・デ・イタリアをモチーフにしたワインが売られています。また、ラベルに自転車が描かれていませんが、ジロ・デ・イタリアの最終ゴール地点であるベローナ円形闘技場がデザインされた限定ボトルに入ったワインも過去に売られたことがあるようです*14

その他

 今回紹介したブランド以外にも、ラベルに自転車が描かれたワインは多く存在します。たとえば、この通販サイトで"Bicycle Wine & Champagne Labels"にカテゴライズされているワインは、30種類以上あります(本稿執筆時点) もし何かオススメのワインがあったら、この記事のコメント欄などで教えて頂ければ幸いです。それでは皆様、Merry Christmas and Happy New Year!!

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*1:私は、14日目にも、油圧式ディスクブレーキとDi2でクロモリロードを組んでみた話を投稿しています。もしご興味があれば、ご笑覧ください。

*2:「種類が多いので、どれを買えばよいか迷う。。。」という方のために、楽天の人気ランキングを張っておきます。ただし、ラベルに自転車が描かれていないワインも入っています。

*3:以下の画像は、公式ウェブサイトから引用。

*4:それぞれの特徴については、こちらのページにある説明などが参考になります。

*5:以下の画像は、公式インスタグラムから引用。

*6:以下の画像は、Kaldiの通販ページから引用。

*7:以下の画像は、こちらのページから引用。

*8:以下の画像は、こちらのページから引用。

*9:以下の画像は、こちらのページから引用。

*10:Wikipediaのエントリーもあります。

*11:以下の画像は、こちらのページから引用。

*12:以下の画像は、こちらのページから引用。

*13:以下の画像は、こちらのページから引用。

*14:このワインは、Fantiniとは別のワイナリーで作られています。

【ロードバイクAdvent Calendar 2021】油圧式ディスクブレーキとDi2でクロモリロードを組んでみた話

 ロードバイクAdvent Calendar 2021の14日目の記事です。主に私のことを知らない方々に向けて書いたつもりですので、このブログの過去の記事と重複する内容があります。あらかじめご了承ください。また、フレームやパーツに関する評価は、私の主観に基づくものです。

簡単な自己紹介

 レースにもブルベにも出ず、室内トレーニングもほとんどしない、ゆるぽた勢です。(自転車に限らず)旅が好きなので、マイペースなロングライドやヒルクライムを楽しんでいます。ときどき女性と間違えられますが、男性です。
 自転車歴としては、10代の頃に少し、MIYATAのロードバイクとSPECIALIEDのMTBに乗っていたことがあります。ただ、大人になってからは、たまにママチャリに乗る程度でした。しかし、数年前に生活環境が変わり、都会の移動手段としてミニベロを購入。その後いろいろあって()、現在は、ロードバイク2台とミニベロ4台を持っています。ロードバイク関連のことは本ブログに、ミニベロ関連のことは別のブログに書いています。あと、Twitterもやっています。

油圧式ディスクブレーキとDi2を選んだ理由

 油圧式ディスクブレーキとDi2を選んだ主な理由は、「すでに持っていたクロモリロードと違う味付けの自転車が欲しい」というものでした*1。というのも、私は、COLNAGOのMasterというリムブレーキとワイヤー変速で組まれた自転車をすでに持っていました(下記写真) なので、Masterとは明らかに乗り心地の異なる仕様で組みました*2

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 最初は漠然と、ロングライドやグラベルライドを楽にできる「ディスクロードが欲しい」と思っていました。ただ、お世話になっているショップの店員さんと相談する中で、「いまディスクブレーキで組むなら、絶対に(機械式ではなく)油圧式を選んだ方がいい。そして、油圧式で組むなら、STIがコンパクトで軽くなるDi2がオススメ」というアドバイスを貰いました*3

主な仕様

 まず、フレームは、PanasonicFRCD05をチョイス。もともとPanasonicのクロモリ(通称パナモリ)に興味を持っていたこともありますが、「300kmを超えるようなロングライド」に使えて、グラベルライドを想定して「30Cタイヤにも対応した設計」*4となっていると、メーカーの説明文に書かれている点に惹かれました。そして、2019年のサイクルロードで試乗して、そのクロモリロードらしからぬ(?)かかりの良さと*5、程良い剛性が気に入って*6、このフレームにしました*7
 コンポは、8000番台のULTEGLAで統一しました*8。電動コンポとしては、かなりコスパに優れたグレードだと思います*9。ギア比は、コンパクトクランク(50/34T)とワイドレシオのスプロケット(11-34T)の組み合わせにしました*10

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 一般的にディスクロードは、リムブレーキのモデルと比べて重くなると言われています*11。なので、軽量化目的でKCNCのパーツを使ったり、漕ぎ出しを軽くするために足回りをBORA WTO 33 DBに替えたりしました*12

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油圧式ディスクブレーキの長所・短所

 まずは長所ですが、一般的に言われているように、あまり力を使わずにブレーキの効かせることができるので、長い峠をブラケットポジションだけで下ることができます。また、雨天時や未舗装路でも、リムブレーキよりも安心して走ることができます。
 短所は、これも一般的に言われているように、メンテナンスや輪行が(リムブレーキよりも相対的に)面倒くさいこと。ディスクロードに1年半乗って起きたトラブルは、2つ。1つめは、何回目かの輪行時にバイクを逆さまにしたら、フロントブレーキがエア噛みしたこと。ただ、これは組み付け時のエア抜きが完全ではなかったことが原因なので、きちんとエアを抜いたあとは不具合なし。2つめは、フロントのブレーキキャリパーが片効きになったこと。これは、「恐らくグラベルで砂埃を巻き込んだことが原因」だとショップでは言われましたが、最初はすぐにローターが擦るようになる原因がわからず、何度もローター曲がりを疑いました。。。
 クロモリ固有の話題というのはあまりないのですが、クロモリとディスクブレーキという組み合わせは走破性が高く、悪路でもガンガン使えるため、グラベルライドやバイクパッキングと相性が良いと思います。

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Di2の長所・短所

 Di2は、納車以来(ほぼ)ノートラブルなので、長所しかありません。小さな力で、スパスパと変速が正確に決まります。「(ほぼ)ノートラブル」と書いたのは、納車から1年ほどたった頃、少し変速が怪しくなりました。いろいろチェックした結果、RDを止めているボルトが少し緩んだことが原因だったので、Di2の変速設定の側に問題があった訳ではありません。ディレイラーハンガーをぶつけて曲げたりしない限り、Di2のトラブルが起きる可能性は低いと思います。
 勿論、電池が切れたら変速しなくなりますが、ウルトラディスタンスを走るロングライダーさんでもない限り、ライド前に残量を確認しておけば大丈夫です。因みに私は、SC-MT800というモニターを使っていて、充電ゲージが残り2つになったら(MAXで5つ)、充電するようにしています*13
 これもクロモリ固有の話題はそんなにないのですが(苦笑)、電動コンポはワイヤー変速コンポよりも軽く、特にハンドル周りが軽くなるので、どうしても(カーボン製の軽量ロードと比べて)走りが重くなりがちなクロモリロードを楽に走らせられるようになると思います。

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今後の野望

 現在の仕様にわりと満足していて、大きくいじりたいところはありません。ただ、最近発表された新型のULTEGRADURA-ACEでは、ディスクブレーキのキャリパーのクリアランスがより広く取られているらしいので、少し気になっています。
 以上です。駄文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

*1:「なぜクロモリロードを2台も持つのか? カーボンの方が良いのではないか?」という意見もあるかと思いますが、私はクロモリが好きなのです。好きに理由は必要ないので()、そこは突っ込まないのでください(笑)

*2:クロモリの乗り心地については、ヮ ヵ ォさんのクロモリロードに2年乗って分かった「幻想」と「現実」なども参照。

*3:ディスクロードのハンドル周りの重さが走りの重さに影響するという説(ばるさん)もあるので、このアドバイスは大変ありがたかったです。そのあたりの話は、きっと明日のAdvent Calendarの記事でも語られるのではないかと思います。

*4:タイヤによっては、32Cでも入ります。

*5:かかりの良さに大きく影響しているのは、65mmというBBドロップかと思います。FRCD05のジオメトリはこちら

*6:カーボンのフロントフォークだったり、スルーアクスルだったりするので、「クロモリロード」としては硬めで、カッチリした乗り心地です。

*7:FRCD05以外に検討したのは、CINELLIのNemo Tig Disc、CHERUBIMのPiuma-Disc、JAMISのRenegade S2などでした。

*8:納車時の仕様は、こちらにまとめてあります(その後、何箇所かパーツを変更しています)

*9:少し古いデータですが、大手三社のコンポーネントの比較はこちら

*10:最小ギア比は、F34/R34の1です。激坂はギア比で何とかするスタイル(笑)

*11:例外はありますが、一般論として。

*12:納車時のホイールは、RACING 3 DB。現在は、PanaracerのGravel King 28Cを履かせて、ロングライドやグラベルライドに使っています。

*13:走行距離や変速回数にもよりますが、私が充電するのは月に1回未満です。

2021年に購入してよかったサイクリンググッズ10選

 2021年も残すところわずかとなったので、個人的に今年購入してよかったと思うサイクリンググッズを10個紹介します*1

1. CATEYE変換アダプター・ブラケットスペーサーセット

 まずは、ゆるふわーくすさんのCATEYE対応のアダプター。昨年ロングライダー周りから火がついて、自転車業界全般で人気になったOlightのRN1500CATEYEのブラケットに装着するために購入。オーバーナイトのロングライドなどで使用しました。

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2. DON PEREGRINO M2

 DON PEREGRINOというメーカーのリアライト。知り合いが使っていたのを見て購入。様々な点灯・点滅パターンがあり、最大で90時間保つそうです*2。フレームに固定するゴムバンドの作りに少し不安がありますが、価格も安いですし(1500円程度)、視認性はかなり高いです。

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3. SYLVAN STREAM NEXT

 三ヶ島製作所のペダル。ミニベロ用に購入しましたが、回転・剛性・見た目、全てに満足。さすがのメイド・イン・ジャパン。

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4. SUPER STICKY KUSH STARFADE

 SUPACAZバーテープ。気分転換に見た目重視で購入しましたが、予想以上にグリップがよく、素手で持つと手触りもよいです。

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5. ALLDAYS WIND VEST

 昨年からCCN Japanのウェアをいろいろと買っていますが、このジレは非常に便利。これまでウィンドブレーカーをアウターに使ってきましたが、微妙な気温の春や秋、ダウンヒル時の防寒などでは、ジレでも十分なことが多いです。(夏でも着られる)薄い長袖*3とジレの組み合わせは、今年かなり重宝しました。

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6. ALLDAYS ピットストップビブ WP1

 これも、CCN Japan。ビブですが、サスペンダー後部にバックルがついていて、簡単に脱げます。両腿のポケットも便利。女性用ですが、サイズが入れば、男性でも使えます。

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7. ツアーパンツ

 こちらは、Pearl Izumiのポケットつきサイクルパンツ。腿にポケットがついているパンツに慣れてしまうと、ポケットなしでは不便に感じるようになります(笑)

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8. EBS-1 plus イージーバイクスタンドプラス

 MINOURAのメンテスタンド。これまでは、後輪を固定するタイプの簡易スタンドを使っていましたが、ディスクロードでは使用不可。また、フロントのディスクローターの擦れを調整したい場合も不便でした。そこで購入したのがこれ。見た目以上に安定するので、思っていたよりも便利。また、ポジションを調整すれば、ミニベロのメンテにも使えます。

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9. アウトドアバックパック

 4Monsterというメーカーの折りたたみ式バックパック*4。コンパクトになるので、バックポケットやサドルバッグに入れておいて、ライド中に買い物をするときに便利。あまり重いものは入らないと思いますが、パンなどの補給食を入れたりするのに使っています。

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10. Tyre Key ROAD 18-28mm

 Tyre Keyというメーカーのタイヤレバー。実はまだちゃんと使ったことがないのですが、出先でのパンク修理用に購入。私はあまり握力がないので、Masterのホイール(SHAMAL ULTRA 2-WAY FIT)にタイヤ(GP-5000)をつける際はかなり苦戦します。。。そこで知人に秘密兵器として薦めてもらったコレを入手。重量的にも(20g)サイズ的にも、サドルバッグに入るのが素晴らしいところ。

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 なお、2020年に購入してよかったサイクリンググッズ15選もあります。

*1:添付画像は、基本的に公式サイトから引用しています。

*2:限界まで使ったことはありませんが。

*3:たとえば、これ

*4:これは、サイクリングに特化したものではありませんが。

Masterのバーテープとボトルケージを交換

 今回は、気分転換をかねて、Masterのバーテープとボトルケージを交換しました。

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 まず、バーテープは、SupacazのSuper Sticky Kush Starfade(ネオンブルー)をチョイス*1。ハンドルに少し差し色を入れたくて、正直ほぼ見た目で選んだのですが(笑)、予想以上にグリップや手触りがよく、嬉しい誤算。

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 付属のバーエンドキャップも装着。これまでつけていたKCNCのキャップよりも軽い気がします*2

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 次に、ボトルケージは、同じSupacazから出ているFly Cage Ti Flyをチョイス。チタン製の細いシルエット、オイルスリックの輝きが素晴らしいです。これまでつけていたCOLNAGO純正のカーボン製ボトルケージよりも、1つあたり約10g軽くなりました。

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 完全な自己満足ですが(笑)、なかなかよい感じになったと思います。なお、今回のカスタムで参考になった主なサイトは、以下のとおりです。

*1:同じSupacazのオイルスリックも検討しましたが、少し派手過ぎかなと思って、やめました(好みの問題)

*2:測った訳ではありませんが、持った感じで明らかに。