ロードバイクAdvent Calendar 2023の3日目の記事です。主に私のことを知らない方々に向けて書いたつもりですので、過去の記事と一部重複する内容があります。あらかじめご了承ください。また、自転車やパーツに関する評価は、私の主観に基づくものです。
自己紹介
レースにもブルベにも出ず、室内トレーニングもしないゆるぽた勢です。(自転車に限らず)旅が好きなので、マイペースなロングライドやヒルクライムを楽しんでいます。ときどき女性と間違えられますが、男性です*1。現在は、ロードバイク4台(Colnago Master、Panasonic FRCD05、Giant TCR、Giant Revolt)に乗っていて、ミニベロも少々嗜みます。ロードバイク関連のことは本ブログに、ミニベロ関連のことは別のブログに書いています。あと、X (Twitter) やBlueskyもやっています。
購入以前
元々は、28cのタイヤを装着したクロモリのエンデュランスロードで、奥多摩や飯能の(舗装された)林道をよく走っていました。そして、その延長線上で(それほど荒れていない)未舗装路を走るようになり、、、気がついたら、房総半島の廃道やトレイルを走ったり、自転車を担いで斜面を上り下りたりするようになりました*2。
また、「Di2のRDやSTIを折ったら、財布へのダメージが甚大」、「どうせ担ぐなら、ホイールベースの短いミニベロの方が楽」*3などと考えて、ミニベロで山中を徘徊するようになりました(笑)*4
購入理由
ある日、ふと気がつきました。「もしかして、グラベルロードなら、未舗装路をもう少し楽に走れるのではないか」と(圧倒的な今更感) また、「グラベルロードなら、通勤用としても気楽に使えるのではないか」と(メーカーの広告を真に受けたパターン/笑)*5 そうだ、普通のロードバイクやミニベロで未舗装路を走るのは危険だし、バイクへのダメージが大きい。いますぐにグラベルロードを買った方がいい()
求める条件
グラベルロードを購入するにあたって、フレーム素材はアルミを選びました。カーボンよりも気楽に使えて、クロモリほど錆に気を使わなくていいからです。アルミフレームの硬さが懸念材料ではありましたが、太めのタイヤを低圧で運用することでカバーしようと思いました。また、できるだけ太いタイヤを履けること、多くのダボ穴を持っていること、汎用的なパーツを使用できること、を重視しました*6。
GIANT Revolt 2
上記のような条件を満たす自転車として、GIANT Revolt 2(2022年モデル)を購入しました。この自転車を選んだ理由は、(1) GIANTなのでコスパに優れる(さらにディスカウントされていた)、(2) 53cというかなり太いタイヤまで履ける、(3) フレームのダボ穴が多い、(4) アルミのグラベルロードの完成車としては軽い(10.4kg)*7、などです。
これまで以上にアグレッシブなグラベルライドのために、フレームを一新したグラベルバイク「リボルト」。リアセンター長を2段階で調節可能な「FLIP CHIP」システムで、最大53mmまでのタイヤ幅に対応。短い設定では加速性とクイックなハンドリングを、長い設定では荒れた路面での安定性を実現。ボトルケージを最大6ヶ所まで取り付け可能なマウント設定や、30.9mm丸型シートポストへの対応など高い汎用性を獲得。
現在の仕様
現在のRevolt 2の仕様は、以下の表のようになっています(赤字が完成車から変更したパーツ)。重量的には、ペダル込みで約9.0kgです。自宅に余っていたUltegraのコンポ、Fulcrumのアルミホイールをベースに、消耗品(チェーン、ディスクローターなど)を補い、グラベル用のハンドルやタイヤを買い足しました。何台も自転車を持っていると、意外といろんなパーツが自宅に転がっていてよいですね()*8
Frame | GIANT Revolt 2 ALUXX-Grade Aluminum OLD142mm (XS, Satin Black Diamond) |
---|---|
Shifter | SHIMANO ST-R8025 |
Front derailleur | SHIMANO FD-R8000 |
Rear derailleur | SHIMANO RD-R8000-GS |
Brake caliper | SHIMANO BR-R8070 |
Front disc brake rotor | SHIMANO SM-RT70 (160mm) |
Rear disc brake rotor | SHIMANO SM-RT70 (160mm) |
Crank set | SHIMANO FC-R8000 (50/34T, 170mm) |
Bottom bracket | SHIMANO SM-BBR60 |
Chain | SHIMANO CN-HG601-11 |
Cassette sprocket | SHIMANO CS-HG700 (11-34T) |
Pedal | MKS ALLWAYS |
Wheel | FULCRUM RACING 5 DB |
Tire | PANARACER Gravel King SS (38C) |
Head parts | VP Shield Cartridge 1-1/8"-1-1/4" |
Seatpost | WOODMAN POST SL PLUS (30.9×350mm) |
Stem | MORTOP SL (70mm) |
Handle bar | DIXNA BANDY 2 (385 / 470mm) |
Bartape | MASH UP RIDE (3mm) |
Saddle | WTB VOLT Titanium |
Bottle Cage | Off-brand |
使用実績
今年の2月に納車されて以来、いろいろなグラベルを走りました。春から夏にかけては、御荷鉾スーパー林道(群馬県)、林道川俣桧枝岐線(栃木県・福島県)、林道東山線・林道田口十石峠線(長野県)などにも遠征しました*9。
秋以降は、房総半島をメインに走っています。千葉県のメジャーな林道を巡ったライドとしては、房総林道十二番勝負などがあります。やはりグラベルロードだと、普通のロードバイクやミニベロよりも、楽に未舗装路を走ることができます。特に、下りの安定感が段違いです。もっと早く買えばよかったです(笑)
今後の野望
うちのRevolt 2は、ディスカウントされていた完成車をベースに、手許に余っていたパーツや海外通販で激安だったパーツを組み合わせた結果、かけたコストからすると非常に良い仕上がりになったと思います(手前味噌) 将来的には、GRXなどのグラベルコンポで組み直すかもしれませんし、サスペンションステムなどを導入するかもしれません。ただ、当面の間は、仕様を大きくいじるつもりはありません*10。
冬の間は、南房総や伊豆の林道を走りつつ、もしチャンスがあれば、雪上ライドに挑戦したいです。そして、来年は、(今年はスケジュールと天気の都合が合わずに行きそびれた)秋鹿大影林道・万沢林道などを走ってみたいです。
以上です。駄文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。
*1:yukoは、本名を短縮したものです。
*2:もちろん、派手にパンクしたり、プチ滑落したりしたこともあります。
*3:藪漕ぎなどで、ホイールベースの短さは正義です。特に、ロードバイクを担いで荒れた竹藪を突破するのは至難の業。
*4:うちのミニベロは、Vブレーキ(Shimano Deore XT BR-T780)を装着しているので、ハードな下りでなければ、意外と(?)何とかなります。
*5:ここでは、「通勤や街乗りなら、ミニベロでよかろう」という事実には目を向けないこととする。
*6:グラベルロード選びについては、こちらの記事にもう少し詳しく書きました。
*7:しかも、完成車に重いホイールとタイヤが装着されているため、足回りを変えるだけでも大幅に軽量化することが可能。
*8:この自転車のカスタムについては、こちらの記事やこちらの記事も参照。完全にキメラ状態の仕様ですが。。。
*9:個々のライド記録は、リンク先を参照。
*10:しいて言えば、より荒れた路面を想定して、タイヤをGravel King SKの43cに交換予定です(購入済み)