クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

Revoltのチェーンリング交換

 これまでRevoltには、Shimano Ultegraのコンパクトクランク(50 / 34T)とワイドなスプロケット(11-34T)を付けていました*1。その最小ギア比は1.00で、グラベルでも大きな不満を感じたことはありませんでした。ただ、よりグラベルらしいギア比を試してみたくて、BikinGreenのチェーンリング(46 / 30T)と交換しました。

 フロントダブルのグラベルロードのギア比として、たとえば、Shimano GRX 810は、フロントが48 / 31Tで、リアが11-34Tです(ギア比は、0.91〜4.36) また、GRX 820は、フロントが同じく48 / 31Tで、リアが11-36Tです(ギア比は、0.86〜4.36)
 最初は、GRXのクランク(FC-RX600-11)を使って、46 / 30Tにしようと考えました。しかし、GRXのクランクはロード用のクランクよりも外にせり出していて、ロード用のFDと互換性がありません。。。つまり、クランクを変えるなら、FDも変えないといけないということです*2。GRX以外では、DixnaのLa Crank(47 / 31T)やSuginoのOX2-901D Compact Plus+(46 / 30T)なども検討しましたが、いまひとつ踏み切れず。。。
 最終的には、たまたま海外通販サイトでセール対象だったBikingGreenのチェーンリング(46 / 30T)をチョイス。このチェーンリングは、Shimanoの4アームのクランク(10〜12速用)に対応していて、海外のフォーラムサイトでも交換事例を複数発見できました。
 実際に交換してみると、無加工で付きましたし、22速全てに入りました。フロント46 / 30Tとリア11-34Tを使うと、最大ギア比が4.18、最小ギア比が0.88となります。ただ、この組み合わせは、R8000系のFDとRDのキャパシティ上限ギリギリなので、インナートップに入れたときのチェーンテンションが若干緩くなります*3。また、変速スピードもShimano純正に劣りますが、ソロでグラベルを走る分には許容範囲だと考えています。


 因みに、このチェーンリングの実測重量は139gでした。

 Ultegraのコンパクト(50 / 34T)が150gだったので、11gの軽量化*4


 詳しいレビューは、もう少し乗ってからにしたいと思います。なお、今回のチェーンリング交換に関しては、@minivelonekoさんに大変お世話になりました。また、今回のカスタムで参考になった記事は、以下のとおりです。

*1:どちらも、TCRの完成車から外したものです。

*2:そうすると、RDも変えたくなります(苦笑)

*3:そもそもインナートップを使うべきではないですし、一応は使えないこともないのですが。。。因みに、R8000のトータルキャパシティは39Tです。

*4:軽量化が目的の交換ではありませんが。