クロモリ迷走記

COLNAGO Masterと、Panasonic FRCD05に乗っています。

【ロードバイクAdvent Calendar 2021】油圧式ディスクブレーキとDi2でクロモリロードを組んでみた話

 ロードバイクAdvent Calendar 2021の14日目の記事です。主に私のことを知らない方々に向けて書いたつもりですので、このブログの過去の記事と重複する内容があります。あらかじめご了承ください。また、フレームやパーツに関する評価は、私の主観に基づくものです。

簡単な自己紹介

 レースにもブルベにも出ず、室内トレーニングもほとんどしない、ゆるぽた勢です。(自転車に限らず)旅が好きなので、マイペースなロングライドやヒルクライムを楽しんでいます。ときどき女性と間違えられますが、男性です。
 自転車歴としては、10代の頃に少し、MIYATAのロードバイクとSPECIALIEDのMTBに乗っていたことがあります。ただ、大人になってからは、たまにママチャリに乗る程度でした。しかし、数年前に生活環境が変わり、都会の移動手段としてミニベロを購入。その後いろいろあって()、現在は、ロードバイク2台とミニベロ4台を持っています。ロードバイク関連のことは本ブログに、ミニベロ関連のことは別のブログに書いています。あと、Twitterもやっています。

油圧式ディスクブレーキとDi2を選んだ理由

 油圧式ディスクブレーキとDi2を選んだ主な理由は、「すでに持っていたクロモリロードと違う味付けの自転車が欲しい」というものでした*1。というのも、私は、COLNAGOのMasterというリムブレーキとワイヤー変速で組まれた自転車をすでに持っていました(下記写真) なので、Masterとは明らかに乗り心地の異なる仕様で組みました*2

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 最初は漠然と、ロングライドやグラベルライドを楽にできる「ディスクロードが欲しい」と思っていました。ただ、お世話になっているショップの店員さんと相談する中で、「いまディスクブレーキで組むなら、絶対に(機械式ではなく)油圧式を選んだ方がいい。そして、油圧式で組むなら、STIがコンパクトで軽くなるDi2がオススメ」というアドバイスを貰いました*3

主な仕様

 まず、フレームは、PanasonicFRCD05をチョイス。もともとPanasonicのクロモリ(通称パナモリ)に興味を持っていたこともありますが、「300kmを超えるようなロングライド」に使えて、グラベルライドを想定して「30Cタイヤにも対応した設計」*4となっていると、メーカーの説明文に書かれている点に惹かれました。そして、2019年のサイクルロードで試乗して、そのクロモリロードらしからぬ(?)かかりの良さと*5、程良い剛性が気に入って*6、このフレームにしました*7
 コンポは、8000番台のULTEGLAで統一しました*8。電動コンポとしては、かなりコスパに優れたグレードだと思います*9。ギア比は、コンパクトクランク(50/34T)とワイドレシオのスプロケット(11-34T)の組み合わせにしました*10

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 一般的にディスクロードは、リムブレーキのモデルと比べて重くなると言われています*11。なので、軽量化目的でKCNCのパーツを使ったり、漕ぎ出しを軽くするために足回りをBORA WTO 33 DBに替えたりしました*12

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油圧式ディスクブレーキの長所・短所

 まずは長所ですが、一般的に言われているように、あまり力を使わずにブレーキの効かせることができるので、長い峠をブラケットポジションだけで下ることができます。また、雨天時や未舗装路でも、リムブレーキよりも安心して走ることができます。
 短所は、これも一般的に言われているように、メンテナンスや輪行が(リムブレーキよりも相対的に)面倒くさいこと。ディスクロードに1年半乗って起きたトラブルは、2つ。1つめは、何回目かの輪行時にバイクを逆さまにしたら、フロントブレーキがエア噛みしたこと。ただ、これは組み付け時のエア抜きが完全ではなかったことが原因なので、きちんとエアを抜いたあとは不具合なし。2つめは、フロントのブレーキキャリパーが片効きになったこと。これは、「恐らくグラベルで砂埃を巻き込んだことが原因」だとショップでは言われましたが、最初はすぐにローターが擦るようになる原因がわからず、何度もローター曲がりを疑いました。。。
 クロモリ固有の話題というのはあまりないのですが、クロモリとディスクブレーキという組み合わせは走破性が高く、悪路でもガンガン使えるため、グラベルライドやバイクパッキングと相性が良いと思います。

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Di2の長所・短所

 Di2は、納車以来(ほぼ)ノートラブルなので、長所しかありません。小さな力で、スパスパと変速が正確に決まります。「(ほぼ)ノートラブル」と書いたのは、納車から1年ほどたった頃、少し変速が怪しくなりました。いろいろチェックした結果、RDを止めているボルトが少し緩んだことが原因だったので、Di2の変速設定の側に問題があった訳ではありません。ディレイラーハンガーをぶつけて曲げたりしない限り、Di2のトラブルが起きる可能性は低いと思います。
 勿論、電池が切れたら変速しなくなりますが、ウルトラディスタンスを走るロングライダーさんでもない限り、ライド前に残量を確認しておけば大丈夫です。因みに私は、SC-MT800というモニターを使っていて、充電ゲージが残り2つになったら(MAXで5つ)、充電するようにしています*13
 これもクロモリ固有の話題はそんなにないのですが(苦笑)、電動コンポはワイヤー変速コンポよりも軽く、特にハンドル周りが軽くなるので、どうしても(カーボン製の軽量ロードと比べて)走りが重くなりがちなクロモリロードを楽に走らせられるようになると思います。

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今後の野望

 現在の仕様にわりと満足していて、大きくいじりたいところはありません。ただ、最近発表された新型のULTEGRADURA-ACEでは、ディスクブレーキのキャリパーのクリアランスがより広く取られているらしいので、少し気になっています。
 以上です。駄文にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

*1:「なぜクロモリロードを2台も持つのか? カーボンの方が良いのではないか?」という意見もあるかと思いますが、私はクロモリが好きなのです。好きに理由は必要ないので()、そこは突っ込まないのでください(笑)

*2:クロモリの乗り心地については、ヮ ヵ ォさんのクロモリロードに2年乗って分かった「幻想」と「現実」なども参照。

*3:ディスクロードのハンドル周りの重さが走りの重さに影響するという説(ばるさん)もあるので、このアドバイスは大変ありがたかったです。そのあたりの話は、きっと明日のAdvent Calendarの記事でも語られるのではないかと思います。

*4:タイヤによっては、32Cでも入ります。

*5:かかりの良さに大きく影響しているのは、65mmというBBドロップかと思います。FRCD05のジオメトリはこちら

*6:カーボンのフロントフォークだったり、スルーアクスルだったりするので、「クロモリロード」としては硬めで、カッチリした乗り心地です。

*7:FRCD05以外に検討したのは、CINELLIのNemo Tig Disc、CHERUBIMのPiuma-Disc、JAMISのRenegade S2などでした。

*8:納車時の仕様は、こちらにまとめてあります(その後、何箇所かパーツを変更しています)

*9:少し古いデータですが、大手三社のコンポーネントの比較はこちら

*10:最小ギア比は、F34/R34の1です。激坂はギア比で何とかするスタイル(笑)

*11:例外はありますが、一般論として。

*12:納車時のホイールは、RACING 3 DB。現在は、PanaracerのGravel King 28Cを履かせて、ロングライドやグラベルライドに使っています。

*13:走行距離や変速回数にもよりますが、私が充電するのは月に1回未満です。