最近はずっと雨で、なかなか外で自転車に乗る機会がありません。。。しかし、今日は、雨雲の切れ間を狙って、山梨まで自走で往復してきました。
まずは、例によって暗いうちに都内を抜けるべく、青梅方面へ。ここだけの話(?)、新青梅街道・青梅街道は、毎回ヒヤリとする危険な運転に出会うため、あまり好きな道ではないのですが、便利な道ではあります。
青梅駅を過ぎたら、そのまま奥多摩方面へ。(恐らく)夜間のラストコンビニであるセブンイレブン奥多摩古里店(65.75km地点)で休憩*1。お腹は空いていないので、オレンジジュースだけ飲んで、アールグレイはお持ち帰り(背中のポケットへ)
古里を過ぎると、トンネルが連続します。ナイトライドの山越えで通る誰もいないトンネルは、異界への扉みたいですよね(私だけ?)
ゆるゆると奥多摩湖まで登っていくと、真っ暗で湖面は殆ど見えません(苦笑) ただ、ライトアップされた橋だけは、くっきりと見えます。
そのまま前に進んで、山梨県に突入。このあたりから道の名前が「大菩薩ライン」に変わり、街灯の極めて少ない真っ暗な道になります(試しにライトを消してみると、完全な闇になります/苦笑)
風と水の音、微かな獣の気配を感じながら、ひたすら坂を登っていきます。すると、、、闇の奥から何やら微かに音楽が聴こえてきます。。。幻聴かしらと思いつつ進んでいくと、その音はどんどん大きくなっていきます。。。何とその正体は、大菩薩ライン名物(?)のキノコ屋(外見は単なる廃材置き場/苦笑) 昼間に音楽やラジオをガンガンかけているのは知っていましたが、まさか夜も。。。さすがに、24時間営業ではないですよね?? とりあえず、ものすごく怖いです。
そして、奥多摩駅から約40kmの暗闇を登り切ると、柳沢峠(113.03km地点)に到着。相変わらず、この峠は、「もうすぐ登りが終わる」という感じが出てから長いです。。。しかし、狙い通り、日の出に間に合いました。次第に明るくなっていく空、だんだんと浮き上がってくる富士山、最高です。
ここで少し休憩。持参したパンを食べながら、自動販売機で買ったコーラを飲みます。コーラを選んだのは糖分を摂りたかったからですが、気温が12度しかなかったので、飲んでいるうちにブルブルと震えてきました(午後の紅茶のホットミルクティにすれば、よかったです。。。)
ウィンドブレーカーを羽織っても寒いので、さっさと塩山方面に降ることにします。山梨側は結構な急坂ですが、油圧式ディスクブレーキのおかげで楽に降ることができました。そして、「大菩薩峠」の標識を左折。
ここから標高1585mの上日川峠に登るべく、序盤のウェルカム激坂にアタック。しかし、坂を登り切ったところで、この先が全面通行止めであることを知りました。。。昨夜急な思いつきでルートに追加したため、事前の調査不足でした(反省)*2
「仕方ない、こうなったら、ゆるぽたじゃ!(笑)」ということで、大菩薩ラインをさらに降って、フルーツラインへ。桃を食べたくなりましたが、早朝過ぎて、どこもやっていません*3。
フルーツラインの絶景を満喫しつつ、国道20号(甲州街道)方面へ南下。
国道20号に入ったら、甲斐大和駅の近くまで進み、笹子峠へ*4。2年ほど前に笹子を通ったときはトンネルを突破したので、旧道を越えるのは久しぶりです。ここも、なかなかエモい林道。
笹子峠を越えて少し走ったら、古里以来97kmぶり(笑)にコンビニを発見。そのローソン大月下初狩店(162.91km)にピットインし、しっかりと補給。
その後は、強い日差しに照らされて、大型トラックと並走しつつ、ひび割れた路肩の上をひたすら走ります(とても走りにくいです/苦笑) そして、そのまま大垂水峠へ*5。
大垂水峠を越えて東京に入ったら、引き続き国道20号を新宿まで。その途中、あまりにも暑くて、ローソン府中町二丁目(233.37km地点)で水分補給。オレンジジュースとアップルジュースを飲み干し、烏龍茶はお持ち帰り。
新宿からは適当な道を通って帰宅。本日の走行距離は、264.60kmでした。ちなみに、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。