クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMのフルカスタム

 昨年の秋からTCRのカスタムを計画していましたが、昨今の社会情勢もあって、必要なパーツを集めるのに半年ほどかかってしまいました。しかし、何とか無事に完成させることができました。なお、今回のカスタムは、以前からミニベロでお世話になっているカルマックスタジマにお願いしました。いつもありがとうございます。


Di2化

 まず、コンポを12速のDi2 Ultegraにアップグレードしました*1。ギア比は、これまでと同じで、フロントが50 / 34T、リアは11-34Tです。クランク長は、完成車の170mmから、MasterやFRCD05と同じ165mmに変更。正直、11速と12速の違いにそれほどの関心はないのですが、Di2化によって (1) 変速が楽になる、(2) STIが小さくなることでバイクの振りが軽くなる、という点が大きいです*2

ハンドル交換

 今回のカスタム以前からTCRの乗り心地にはおおむね満足していましたが、フレームの問題なのか、ハンドルの問題なのか、ロングライドで手が痛くなるのが悩みでした*3。そこで、ハンドルをGIANT純正のアルミから、TNIのカーボンに交換しました。これで多少は楽になるとよいのですが。。。もし楽にならなかったら、単なる「軽量化」と割り切って、ポジションを見直したり、バーテープやグローブで工夫したりします(笑)

ホイール交換

 これまでTCRは、FRCD05とホイールを共有していました(BORA WTO 33 DB)。しかし、TCRを12速化したことにより、11速のFRCD05とホイールを共有することができなくなりました。そこで、昨年末の海外通販のクリスマスセールで恐ろしいほどにディスカウントされていたFULCRUMのSpeed 40 DBに交換。タイヤは、BORAと同じMICHELIN Power Roadの25C*4。リムが7mm高くなったことで、どのように乗り味が変化するのか、楽しみです。





現在の仕様まとめ

 現在のTCRの仕様は、以下のとおり(赤字が完成車から変更したパーツ)。重量的には、ペダル、ボトルケージ(×2)、サイコンマウントなど込みで約7.2kgです。なお、TCRから外したパーツの一部は、Revoltに移植しようと思っています。

Frame GIANT TCR Advanced-Grade Composite OLD142mm (XS, Amber Grow)
Shifter SHIMANO ST-R8170
Front derailleur SHIMANO FD-R8150
Rear derailleur SHIMANO RD-R8150
Brake caliper SHIMANO BR-R8170
Front disc brake rotor SHIMANO RT-MT800 (160mm)
Rear disc brake rotor SHIMANO RT-MT800 (140mm)
Crank set SHIMANO FC-8100 (50/34T, 165mm)
Bottom bracket SHIMANO BB71-41B Press Fit (BB86)
Chain SHIMANO CN-M8100
Cassette sprocket SHIMANO CS-R8100 (11-34T)
Pedal KACTUS Titanium Axle CNC Alloy Ultralight Pedals
Wheel FULCRUM Speed 40 DB
Tire MICHELIN Power Road (25C)
Head parts FSA Shield Cartridge 1-1/8"-1-1/4"
Seatpost GIANT VARIANT Composite
Stem GIANT Contact (8 Degree) (100mm)
Handle bar TNI Peloton (380mm)
Bartape SUPACAZ Super Stickey Kush Star Fade (Gold)
Saddle TNI LiteFly

 なお、今回のカスタムで参考になった記事は、以下のとおりです。

*1:元々は、11速のワイヤー変速のUltegra

*2:ディスクブレーキとワイヤー変速の組み合わせについては、こちらの記事を参照。

*3:他の自転車ではアルミのハンドルでも全く痛くならないので、フレームやポジションの違いによるものかもしれません。

*4:これはBORAから剥がしたのではなく、少し前に売却したBulletにつけていたものです。