クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

秋ヶ瀬橋の廃道〜治水橋の廃道〜サンエスベースKURUぶらり旅

 今日は、ポジションを変更したRevoltの試走をしました*1。とりあえず、走り慣れた荒川CRへ。

 菜の花の季節ですね。天ぷら食べたい(おい)

 右岸を秋ヶ瀬橋まで北上。

 ここで、ちょっと寄り道。いままで存在を知りつつ(というか、視界に入りつつ)、わざわざ立ち寄ったことのない廃道(旧県道40号)へ。以下の写真に映っている階段からアクセス可能です*2

 どうしてここに(今更)来たのかというと、ここの路面に書かれた「40高中」という表示がレアだと聞いたから。


「高速車および中速車は最高速度40km/h」という意味です。かつては車両の種類によって「高速車」「中速車」「低速車」の3区分が存在し、それぞれ法定速度が60km/h、50km/h、30km/hと異なっていました。「高速車」は大型乗用自動車、普通自動車、排気量250cc以上の自動二輪車など、「中速車」は大型貨物自動車、排気量250cc以下の自動二輪車など、そして「低速車」は原動機付自転車を指します。(引用元

 ここの廃道区間は非常に短いですが、荒川の対岸に続きが残っています。現在の秋ヶ瀬橋を渡って、以下の分岐を左に入り、遊歩道のような道を経由してアクセスできます*3

 センターラインから草が生えていて、いい感じに廃道感が出ていますね。


 ここにも、「40高中」の表示が残っています。


 すぐに行き止まり*4。かつては、この先に荒川を渡る橋がかかっていて、先ほど訪れた対岸の廃道に続いていました。生き別れた兄弟のような哀愁を感じます。

 折角なので(?)、もう1つ、近くの廃道に行きましょう。今度は、荒川の左岸を北上。

 治水橋の脇にある分岐を左に入れば、すぐに廃道区間(旧県道56号)。車止めのガードレールがありますが、特に「立入禁止」とは書いてありません。


 秋ヶ瀬橋の廃道よりも熟成が進んでいますが、ここにも「40高中」。全国的にレアらしいですが、このあたりには多く残っていますね*5

 行き止まり。急に途切れる道、いいですね*6

 この行き止まりの先にあった旧治水橋は残っていませんが、対岸にある齊藤治水翁彰功碑の脇に「治水橋メモリアル・モニュメント」として、トラスを構成する下弦材と垂直材の一部が保存されています。



 荒川CR沿いの廃道を満喫したら、右岸を南下して、サンエスベースKURU*7サンエスのBANDY 2というハンドルを買った報告をして、桃のアイスとホットコーヒーで休憩。

 そして、BANDY 2の開発者の方に、取り付け角度などのご相談をさせて頂き、その場で調整までして頂きました(感謝感激)

 また、Revoltにシンデレラフィットするフレームバッグを発見。あまりにピッタリ過ぎて、ボトルを取り出せなくなりますが、サイドプルタイプのボトルケージを使うか、ステムバッグをつければ、何とかなりそうです。こうやって実物を触らせてもらえるショールームは、非常にありがたいですね。

 帰りは、荒川沿いのグラベルで、微調整したセッティングを再確認。途中で行く手を工事現場に遮られましたが、脇の藪にあった獣道のような踏み跡からCRに復帰しました*8。たまたま通りすがったローディー集団に「え、あの人、いまどこから出てきた??」みたいな眼で見られたのは、ここだけの秘密です(苦笑)

 ポジションの面でもパーツ構成の面でも、まだ改善の余地はありますが、だいぶ乗りやすくなってきたと思います。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:これまでも何度か試走していますが、試走のたびに少しずつ調整しているので。

*2:私は、逆側の細い道から来ました。

*3:私は、反対側からアクセスしてしまい、自転車を担いで横堤をよじ登りました(苦笑)

*4:私は、この写真に映る駐車場から、ここによじ登ってきました。

*5:埼玉県では、道路が再舗装されない限り、「40高中」の表示が放置されるようです。

*6:途中からダムに水没する道とか、最高です。

*7:途中で未舗装路に迷い込みましたが、グラベルロードなので、正面突破しました。

*8:旧道・廃道慣れし過ぎ(苦笑)