昨日の続き。朝、仙台市内のホテルをチェックアウトし、国道45号で松島方面を目指します。
多賀城市、塩釜市を抜けて、松島町へ。余談ですが、多賀城と聞くと、前九年の役とか後三年の役という用語を想起します(歴史好き)
松島や、ああ(以下略)
正確にどこからどこまでが「松島」なのかよく分かりませんが、、、このあたりのリアス式海岸は素敵です。ただ、海岸沿いの道なので、アップダウンがあります(苦笑)
そして、低地には、「ここから過去の津波浸水区間」という標識*1。
たしかに、このあたりは非常に海が近いですね。以下は、防波堤沿い(?)に、ぽつんと建っているローカルな駅。
次の目的地は、宮戸島。以下は、島に向かう途中の野蒜海岸。
宮戸島に寄り道した理由は、定番の大高森(松島四大観)ではなく、大鮫隧道という手掘りトンネル。島の奥の方まで進み、嵯峨見台を目指していくと、だんだん道が怪しくなってきます(笑) 舗装が悪いところもあるので、グラベル仕様のFRCD05で来た方がよかったかな、とも少し思います。
手掘りトンネルに到着。これは怪しい! 最高です!
トンネルの中は真っ暗、下は泥でぬかるんでいるところもあるので、注意しながら反対側に進みます。
このトンネルの先は、第二次世界大戦中の隠し港で、震洋という特攻艇の秘密基地だったようです。歴史小説に出てくる「船隠し」という言葉が脳裏をよぎりました*2。なお、宮戸島には、他にも手掘りトンネルがあり、猫がほのぼの涼んでいたりします(笑)
さて、手掘りトンネルを満喫したら、石巻に向かいます。石巻駅付近には、『サイボーグ009』や『仮面ライダー』のモニュメントがたくさんあります(石巻マンガロード)。
実は、私は往時の『仮面ライダー』ブームを知るには若く、昨今の(?)リバイバルブームを知るには老いているので、あまり詳しくありません。ただ、炎天下から逃れて涼しい場所に退避したかったこともあって、石ノ森萬画館に入ってみます。オリジナルの短編アニメなどを見ることもできて、石ノ森マンガに詳しくない私のような者でも十分に楽しめました。
ミュージアムを出たら、さらに東に進んで、女川まで走ります。時節柄なのか、駅前の足湯がお休みで残念。
ここで、まだランチを食べていなかったことを思い出し、たまたま駅前で見つけた船主直営まぐろ丼専門店「女川明神丸」へ。店員さんにオススメを訊き、まぐろ3色丼(特上)を注文。新鮮なマグロで、とても美味しかったです。
食後は、折角ここまで来たので(?)、牡鹿半島のコバルトラインを少しだけ走ることにします。
地元で人気のヒルクライムスポットらしい、コバルトラインの入口から大六天駐車場までの4.6kmを走ってみました。後半に(アウターに戻すほど)勾配が大きく緩みますが*3、炎天下なので汗だく。。。道の雰囲気としては、伊豆半島みたいな感じでしょうか。
さらに奥のホエールタウンおしかにも行ってみたかったのですが、時間がないので今回は断念。。。女川駅から輪行で帰ることにします。なお、女川駅から仙台駅までは62kmしかないのに*4、(乗り換え時間を入れて)2時間20分くらいかかるというローカル線の罠。。。この電車よりも速く移動するローディー、絶対にいますよね(笑)
今回の旅で唯一残念だったのは、女川の市場でホヤを買えなかったこと(持って帰れない)。しかし、仙台駅ビルの利久の和食処松島で、ホヤづくしの夕飯と運命的に(?)出会ったので、思い残すことはありません*5。
本日の走行距離は、103.55kmでした。これくらいの距離に抑えると、のんびりと観光ができてよいですね。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。