クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

渋峠ぶらり旅

 志賀草津高原ルートが開通する季節になりました。私も、ミニベロで行った昨年に引き続き、今年も開通初日に行ってきました。ただ、前日の夕方から当日の朝までが雨予報だったので、どうやって草津温泉まで行くか、少し悩みました。そして、前日のうちに新宿から草津温泉まで、高速バスで一気に移動する作戦を取りました。

前日のバス移動

 今回は、JRバスの上州ゆめぐり号を使いました。バスタ新宿から草津温泉バスターミナルまで約4時間で*1長野原草津口駅から草津までの激坂を登る必要がありません(単純に疲れないだけでなく、雨にも濡れません)。参考までに、今回私が実際に払った金額を書いておくと、片道運賃の3330円(ネット割)に加えて、ロードバイクを乗せるための有料手荷物料金が500円。有料手荷物の事前予約はできないので、当日の乗車前にチケットカウンターで買います*2


 また、ロードバイクの積み下ろしを自分で行うシステムなので、ある意味安心です*3

 草津バスターミナルに着いたら、すぐ近くの宿にチェックイン。個人的には、かなり楽な移動方法に感じました。味をしめたので(?)、夏に別の場所へのバス輪行を計画しています。

当日のヒルクライム

 志賀草津高原ルートの開通は午前10時なので、前泊した場合は、かなり時間的に余裕ができます。そこで、湯畑の周りを少しぶらぶら。


 そして、開通時刻の少し前になったら、天狗山ゲートに移動。すでに多くの車、オートバイ、ロードバイクが行列を成していました。

 定刻にゲートが開くと、皆が一斉に登り始めます。その際、たまたま私よりも速めのロードバイクの集団の中に入ってしまい、明らかなオーバーペースで最初の数kmを登ることに(苦笑) 私にとっては4〜5ヶ月ぶりの本格的なヒルクライムですし*4、「このペースでは最後まで持たない」と思い、殺生河原のあたりで意図的にペースを緩めました。

 そのまま淡々と、万座三叉路まで。

 三叉路から先は、九十九折りが続く絶景区間です。これぞ渋峠

 この時期だけ見られる雪の回廊も、今年は昨年よりも高さがあります。


 雪の回廊を上から見ると、こんな感じ。

 頂上付近は車が渋滞していましたが、自転車はそれほど苦労することもなく、日本国道最高地点(2172m)に到着。少し風が強いですが、天気は最高です。

 さらに進んで、渋峠ホテルへ。ここで、カツカレーを頂きます(ランチ)*5



 この時期はまだ毛無峠に行くことはできませんが、折角なので、長野県側に少し下っていきます。私は、こちら側の景色も大好きです。



 横手山ドライブインまで進んだら、いま下ってきた道を登り返して、渋峠ホテルまで戻ります。

 とりあえず頂上付近でやりたいことを一通りできましたし、周りも混んできたので、のんびりと草津温泉に下ることにします。行きと帰り、草津側の絶景を二度見られるのは、嬉しい限りです。


 草津温泉まで下ったら、湯畑の足湯(無料)で休んだり、本家ちちや温泉饅頭を食べたり。


 その後は、宿の温泉で疲れを癒しました。なお、本日の走行距離は44.66km(短い!)で、獲得標高は1309mでした。

*1:途中で、伊香保温泉などを経由します。

*2:私が電話で問い合わせたときは「バス1台につき、最大4台のロードバイクを積める」と言われましたが、念のため、ご自身でご確認ください。

*3:たとえば、どちらの面を上にするか、などを指定する必要がありません。

*4:冬の間、サボっていたので。。。

*5:ここでは、カレー以外のものを食べたことがありません(笑)