志賀草津高原ルートが開通する季節になりました。私も、ミニベロで行った昨年に引き続き、今年も開通初日に行ってきました。ただ、前日の夕方から当日の朝までが雨予報だったので、どうやって草津温泉まで行くか、少し悩みました。そして、前日のうちに新宿から草津温泉まで、高速バスで一気に移動する作戦を取りました。
前日のバス移動
今回は、JRバスの上州ゆめぐり号を使いました。バスタ新宿から草津温泉バスターミナルまで約4時間で*1、長野原草津口駅から草津までの激坂を登る必要がありません(単純に疲れないだけでなく、雨にも濡れません)。参考までに、今回私が実際に払った金額を書いておくと、片道運賃の3330円(ネット割)に加えて、ロードバイクを乗せるための有料手荷物料金が500円。有料手荷物の事前予約はできないので、当日の乗車前にチケットカウンターで買います*2。
また、ロードバイクの積み下ろしを自分で行うシステムなので、ある意味安心です*3。
草津バスターミナルに着いたら、すぐ近くの宿にチェックイン。個人的には、かなり楽な移動方法に感じました。味をしめたので(?)、夏に別の場所へのバス輪行を計画しています。
当日のヒルクライム
志賀草津高原ルートの開通は午前10時なので、前泊した場合は、かなり時間的に余裕ができます。そこで、湯畑の周りを少しぶらぶら。
そして、開通時刻の少し前になったら、天狗山ゲートに移動。すでに多くの車、オートバイ、ロードバイクが行列を成していました。
定刻にゲートが開くと、皆が一斉に登り始めます。その際、たまたま私よりも速めのロードバイクの集団の中に入ってしまい、明らかなオーバーペースで最初の数kmを登ることに(苦笑) 私にとっては4〜5ヶ月ぶりの本格的なヒルクライムですし*4、「このペースでは最後まで持たない」と思い、殺生河原のあたりで意図的にペースを緩めました。
そのまま淡々と、万座三叉路まで。
この時期だけ見られる雪の回廊も、今年は昨年よりも高さがあります。
雪の回廊を上から見ると、こんな感じ。
頂上付近は車が渋滞していましたが、自転車はそれほど苦労することもなく、日本国道最高地点(2172m)に到着。少し風が強いですが、天気は最高です。
さらに進んで、渋峠ホテルへ。ここで、カツカレーを頂きます(ランチ)*5
この時期はまだ毛無峠に行くことはできませんが、折角なので、長野県側に少し下っていきます。私は、こちら側の景色も大好きです。
横手山ドライブインまで進んだら、いま下ってきた道を登り返して、渋峠ホテルまで戻ります。
とりあえず頂上付近でやりたいことを一通りできましたし、周りも混んできたので、のんびりと草津温泉に下ることにします。行きと帰り、草津側の絶景を二度見られるのは、嬉しい限りです。
草津温泉まで下ったら、湯畑の足湯(無料)で休んだり、本家ちちやの温泉饅頭を食べたり。
その後は、宿の温泉で疲れを癒しました。なお、本日の走行距離は44.66km(短い!)で、獲得標高は1309mでした。