FRCD05の普段遣い用ホイールにグラベルキングを履かせてから早くも3ヶ月。ようやく念願のグラベル遊びに行ってきました。まずは、早朝に都心を抜けて、青梅駅前まで*1。
駅前のコンビニで軽く補給をしたら、青梅街道を奥多摩方面へ。いつもはトンネル群を全て突っ切りますが(苦笑)、今日は何となく側道を使ってみたり。白丸トンネルの脇の数馬隧道などは、雰囲気があって素敵。
奥多摩駅を過ぎたら、青梅街道を外れて、奥多摩むかし道へ。存在は前から知りつつも、途中に未舗装区間があるということで避けてきましたが、今回初めての突撃。
いきなり少しきつめの登りが始まりますが、特に問題なし*2。
調子に乗ってガンガン登っていくと、何かがおかしいことに気がつきました。思っていたよりも登りが長いような気がします。また、どちらに行ってよいのか分からない分岐が出現。。。ここでGoogle Mapを確認すると、どうやら本来のルートをだいぶ外れており、このまま登り続けても行き止まりになる模様*3。地図上では手前に分岐があったらしいのですが、全く記憶にありません(おい) 仕方なく、いま登ってきた道を下っていくと、以下のような分岐がありました。
この分岐を左に行くのが正解なのですが、左は未舗装ですし、特に標識がなければ、道なりに右に登っていきますよね?*4 何はともあれ、左のグラベルを下っていきます。
すると、何やら石仏を発見*5。日陰には、積雪や凍結が少しあります。
しばらくすると、また舗装区間に戻って、走りやすくなります。どうやら奥多摩むかし道には、舗装路と未舗装路が混在しているようです。
ようやく本気の(?)グラベル区間が登場。普段なら引き返しますが、今回は大歓迎。他に誰もいない静かな空間ということもあり、かなり楽しく走ることができました。
なお、有名なハイキングコースらしく、随所に見所があります*6。急ぐ旅でもないので、一つ一つ立ち止まって、説明を読んでみます。
途中に吊り橋もありますが、この橋を渡ると一体どこに行けるのでしょうか?*7
さらに進んで、西久保の切り返しのあたりまで来ると、以下の写真にある坂を登れ、という標識があります。なんか嫌な予感。。。自転車の場合は、ここを登らずに道なりに進んで、青梅街道に合流することをオススメします。
因みに、ここを登ると、かなり厳しいコースとなり、半分くらい(?)はギリギリ登れますが、残りは押し歩くことになります(登ったんかい/笑)
以下の写真のような区間は、ギア比1.0(34T/34T)でギリギリ登れますが、路面が落ち葉だらけなので、つるっと滑ると。。。(白目)*8
そこを気合と根性で突破すると、再び舗装路に戻り、絶景の展望台(?)があります。
そこから洗濯板の急坂を下ると、青梅街道に合流し、中山トンネルの前に出ます。こんなところに道があったとは。。。いままで気がつきませんでした*9。奥多摩湖は年に何度も訪れていますが、このコースで来たのは初めて(で、恐らく最後/笑)
奥多摩湖に着いたら、写真(上記)を1枚だけ撮って、青梅街道で一気に奥多摩駅まで下ります。むかし道と比べると距離も勾配も格段に優しく、青梅街道の便利さを再認識(笑)
次なる目的地は、奥多摩駅の裏手にある奥多摩工業の氷川工場。まずは、日原川の対岸から眺めます。
続いて、踏切で線路の反対側に渡り、山側から工場の方に回り込みます。その途中に住宅街の急坂がありますが、舗装されているので楽ちん(感覚崩壊)
どんどん登っていくと、採掘工場の敷地内に公道(誰でも通行可能)があります。
工場萌え(笑)
そして、その先に獣道のような道(苦笑)がありますが、臆せずに突撃。このアドベンチャー感が堪らないですね。グラベル仕様で来て、本当によかったです。
少し進むと、無人の鉱山トロッコ(奥多摩工業曳鉄線)の線路を見られます。めちゃくちゃ楽しいです。
今回分かったのは、無印のグラベルキング(28c)でも、かなり走破性があること。もっと太いタイヤであれば、もっと楽に未舗装路を走れると思いますが、舗装路のロングライドやヒルクライムに未舗装路を組み合わせるなら、これくらいのタイヤが使いやすいように思います。
氷川工場を見学したあとは、青梅駅まで戻り、その場の気分で羽村駅前のホテルを予約*10。のんびりと羽村まで移動し、15時前にライド終了。ここに泊まって、明日もグラベルを走ります。
本日の走行距離は、121.99kmでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。
*1:自宅から青梅まで50kmちょっと。
*2:あとの註に書きましたが、むかし道の入口を間違えています(汗)
*3:この先には、東京消防庁奥多摩消防ヘリポートや東京農業大学奥多摩演習林があるようです。
*4:いま地図を確認したら、最初から登る道を間違っていたようです。。。私が登った車道の脇に歩行者向けの(?)細い道があって、そこからアプローチすると迷わないみたいです(未舗装の急坂ですが。。。)
*5:ここが正しいルートとの合流地点。
*6:公衆トイレもいくつかあります。
*7:Google Mapの衛星写真では、単なる森に見えるのですが。。。
*8:ここの直前に、歩きでも大変な急階段があるので、そこは担ぎ必須です(苦笑)