クロモリ迷走記

クロモリのCOLNAGO MASTERと、PANASONIC FRCD05に乗っています。カーボンのGIANT TCRと、アルミのGIANT REVOLTも持っています。

仙台ぶらり旅

 今日は、何となくの思いつきで、東京から仙台まで走りました。後付けの理由としては、TCRによるロングライドの試走です(笑) 前後のライトを2本ずつにして、フレームバッグに充電機器類と補給食を入れた以外は、通常装備のまま。

 宇都宮までの国道4号は何度も走っているので、詳細は割愛。一気に100km走ったら、ローソン宇都宮上横田町(100.95km地点)で軽く補給。今回は暑いので、少し多めに水分を摂っていこうと思います。


 宇都宮を過ぎて、さくら市に入った頃に、わりとちゃんとした雨に降られました。。。矢板市を抜ける頃に雨が落ち着きましたが、その後、宮城県に入るまで、小雨や霧雨に断続的に降られ続けます(こんなはずではなかった/苦笑)

 白河への登りが始まる前に、すき家西那須野店(150.40km地点)でしっかりと食事。

 腹拵えを終えたら、一気に福島県へ。気温23度で小雨なので、結構涼しいですね。今回は大体50kmごとに補給することにしているので、たまたま目についたミニストップ矢吹大町店(200.57km地点)にピットイン。


 さらに進んで、須賀川市を通過。ここにはウルトラマン関係のモニュメントが多くあるのですが、夜明け前なのでスルー。福島県内には緩やかなアップダウンが多いですが、TCRとBORAの組み合わせだと、かなり楽に進みます(個人の感想)

 郡山市も通過し、二本松市へ。道の駅安達の中にあるファミリーマート(255.86km地点)へ。牛丼を食べてから100km走ったので、カレーを食べます。


 福島市を通過する際、「国道13号で米沢に出て、山形市を目指してもいいかな?」とも思いましたが、、、そのまま国道4号を進んで、宮城県に突入。

 ここでも雨に降られたのと、300km超えたのもあって、ファミリーマート白石八幡町店(302.87km地点)にピットイン。

 宮城県に入ると「もう仙台だ〜」と思いがちですが、実際は県境から50kmくらい走らないといけません(苦笑) 初めてこのルートを走ったときは、その距離に愕然としました*1

 粛々と市街地を抜けて、仙台駅(350.60km地点)に到着。自宅から17時間半なので、グロス20km/h*2。まだ脚は残っていますし、身体に痛みもないので上出来*3

 今回の旅は、昨日の夕方に思いつき、仙台でやることも特に考えていないのですが、、、とりあえず、牛たんでも食べますか(笑) たまたま目についた炭焼牛たん東山で、定番の牛たん定食。うまし。


 今日やることも決めていないのに、何となくホテルを取り(笑)、たまたま地図上で見つけたジャイアントストア仙台へ。CADEX Race Handlebarの実物などを見られてよかったです(すごくいい感じでしたが、お値段ががが。。。)

 そのあとは、すぐ近くにある震災遺構の荒浜小学校へ。遺構そのものもすごいですが、展示されている当時の写真に言葉を失います*4




 午後から一気に晴れて、だいぶ暑くなってきたので、、、早めにホテルにチェックイン。お風呂に入って、ウェアを洗濯。夕食は、柳家でキムチ納豆ラーメン*5

 本日の走行距離は、377.06kmでした。明日は、のんびり観光ポタをしたいと思います。

*1:初めてミニベロで1日300km以上走ったときだったのと、膝に故障を抱えていたこともあり。

*2:国道4号は高速巡行区間として知られているので、ちゃんと走れる人なら、もっと短時間で走れると思います。

*3:今回の嬉しい誤算は、せいぜい200kmまでの使用かなと思っていたTNIの軽量サドルが300km以上のロングライドでも問題なく使えたこと。あと、福島県内のガタガタ路面対策で、Stingerのグローブを久しぶりに投入したのもよかったのかもしれません。

*4:帰りにたまたま通った道に「津波避難道路」という標識があり、「本当に大変な地域なんだな。。。」と思いました。

*5:この記事を書いているときに初めて知ったのですが、柳家は岩手のラーメン屋なんですね。

GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMの試走(奥多摩周遊)

 先日納車されたGIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMの試走をかねて、奥多摩に行ってきました。少し微妙な天気予報でしたが、クロモリではないので、多少の雨に降られてもいいやと思ってゴー!(笑)

 いつも通り、新青梅街道〜青梅街道〜五日市街道〜檜原街道と進んで、ファミリーマートあきる野檜原街道店で小休止。


 一息ついたら、檜原村方面へ。一時期は頻繁に奥多摩に来ていた気がしますが、ここのところ少しご無沙汰でした。

 お馴染みの橘橋交差点。Googleルート検索に「都民の森」と入れると、この交差点を右に行けと指示されますが、今日は左へ(笑)*1

 今回ここ(奥多摩周遊道路)を試走のコースに選んだのは、緩斜面(平均5〜6%)が長く続くからです。TCRは、FRCD05よりも1kg以上軽いので、これくらいの斜度をシッティングで登るのは、相対的に楽に感じます*2。勿論、平地でも軽さは感じますが、多少車重が軽いからといって、巡行速度が格段に上がる訳ではありません。

 数馬あたりから斜度が上がるのも、このコースを選んだ理由。予想通り、10%以上の勾配でもTCRの方が楽ですが、勾配が上がるにつれて優位性は減っていくイメージ。風張林道や子の権現のような激坂になると、殆ど差がなくなるというか、、、何に乗っていてもつらい、という感じになりそうです(苦笑)*3
 何はともあれ、無事に都民の森にゴール。このときの気温は、17度。人里あたりから小雨に降られ、旧料金所以降は濃い霧が出てきましたが、、、夏とは思えぬほど涼しいので良しとします(笑)*4


 雨も降っているので、5分ほど休んだら、そのまま風張峠に向かって登ります。このあたりは霧で真っ白でしたが、頂上付近で一気に霧が晴れました。山の天気は変わりやすいですね。

 頂上で写真を1枚撮ったら、そのまま奥多摩湖まで降ります。片側交互通行の区間がいくつかありました。

 自走で風張峠を回る場合、いつもは(都内の渋滞を嫌って)朝早く出過ぎて、ランチを食べ損なうパターンが多いです(奥多摩駅を通過するのが午前9時とか/苦笑) そこで今回は、あらかじめ時間を計算し、卵道(2号店)の開店時間に着くように出発しました。その甲斐あって、開店5分前に到着。めでたくランチにありつけました。


 まだ午前中ですが、今日やりたいことは、すでに全て終えました(笑) あとは帰るだけなのですが、何となく数馬隧道に寄り道。


 そのまま青梅駅まで下ったら、(新)青梅街道の渋滞にはまりながら帰宅。その途中、炎天下のアスファルトで焼け焦げそうだったので、目についたコンビニでアイスを買って食べました。

 ちなみに、自宅付近の不忍池では、蓮の花が咲いていました。

 本日の初乗りの走行距離は、193.34kmでした。

 TCRの印象として、登りの軽さは予想通りでしたが、(フレーム形状による?)下りの速さに少し驚きました。乗り心地はかなり良く、癖のようなものはあまり感じませんでした*5。ただ、フロントフォークが細いせいか(?)、ハンドル周りの剛性はそれほど高くないように思いました。極太のカーボンフォークがついたFRCD05の方がハンドル周りの剛性を感じます。あと、TCRSTIレバー(油圧式DB+ワイヤー変速)のツノが大きいため、レバーの持ち方が少し変わり、いつもと違う手の部分が圧迫されるようです。200km程度では何ともありませんが、もっと長い距離を走ったときにどうなるか、少し心配です。レバーの握り方を意識した方が良いかも知れません。

*1:右に行くと風張林道、左に行くと奥多摩周遊道路です。

*2:それを確認しに来ました

*3:下手すると、車重のある機材の方がバランスを取りやすかったりするかも知れません。やってみないと分かりませんが。。。

*4:ここでずぶ濡れになることも想定して、撥水加工のウィンドブレーカーも一応持ってきました(幸い、使いませんでしたが)

*5:勿論、乗り心地にホイール(BORA WTO 33 DB)とタイヤ(Michelin Power Road)が大きく影響しているとは思いますが。

GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMの仕様(納車時)

 すでに別記事で書いたように、GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMを購入しました。GIANTの完成車は非常にコスパが高く、重い足回り(ホイール、タイヤ)以外は、とても優れていると思います。ただ、完成車についていた400mm幅のドロップハンドルと80mmのステムではポジションが出ないため、380mmのハンドルと100mmのステム(どちらもGIANT純正)に交換しました。また、足回りは、ギア比が同じFRCD05とポン付けで共有できますし、サドルも自宅にあったTNIを使いました。以下の赤字の部分が完成車から変更した部分です*1。ハンドルとステムに加えて、バーテープとペダルを購入しましたが、プラスアルファの出費を極めて小さく抑えることができました。そして、ペダルレスで約7.3kg、ペダル込みで約7.6kgと、この価格帯のディスクロードとしては軽く仕上がりました*2

Frame GIANT TCR Advanced-Grade Composite OLD142mm (XS, Amber Grow)
Shifter SHIMANO ST-R8025
Front derailleur SHIMANO FD-R8000
Rear derailleur SHIMANO RD-R8000-GS
Brake caliper SHIMANO BR-R8070
Front disc brake rotor SHIMANO SM-RT800 (160mm)
Rear disc brake rotor SHIMANO SM-RT800 (140mm)
Crank set SHIMANO FC-8000 (50/34T, 170mm)
Bottom bracket SHIMANO BB71-41B Press Fit (BB86)
Chain KMC X11EL
Cassette sprocket SHIMANO CS-HG800 (11-34T)
Pedal EXPEDO TRAVERSEDUO
Wheel CAMPAGNOLO BORA WTO 33DB
Tire MICHELIN Power Road (25C)
Head parts FSA Shield Cartridge 1-1/8"-1-1/4"
Seatpost GIANT VARIANT Composite
Stem GIANT Contact (8 Degree) (100mm)
Handle bar GIANT Contact SL (380mm)
Bartape SUPACAZ Super Stickey Kush Star Fade (Gold)
Saddle TNI LiteFly

 当面、大きなカスタムの予定はありません。この自転車をロングライド仕様にする場合も、サドルをMasterにつけているfabricと交換し、足回りをFRCD05で使っているRacing 3 DBにするだけで十分かと思います。変速がDi2ではない(STIレバーが大きくて重い)ことは少し気になりますが、このタイミングで11速のDi2コンポを購入するのは上策ではないですし*3、飛行機輪行には機械式の方が楽かもしれません。





 とりあえず、中華製の怪しげなステッカーをペタペタと貼り(笑)、ボトルケージ、ベル、ライトをつけました。近いうちに、どこか近場でヒルクライムをしてみたいと思います。






*1:欲を言えば、クランク長を165mmにしたいのですが、(1) フィッティングで170mmと判定されたこと、(2) Shimanoパーツの現在の流通量が極めて少ないこと、(3) いずれDi2コンポに載せ替えるときに一緒に替えた方が効率的なこと、を考慮して、そのまま乗ることにしました。

*2:勿論、購入金額に含めていないBORA WTO 33DBが軽量化に大きく貢献している訳ですが(ホイールを含む足回りが完成車よりも高い/苦笑)

*3:そのうち12速化する可能性もありますが、ホイールの共有を考えると、FRCD05とTCRの両方を12速化する必要があるので、思い切りが必要です(笑)

GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOMの納車

 この度、GIANT TCR ADVANCED 1 DISC KOM(以下、TCR)を購入しました*1クロモリではなく、フルカーボンのバイクです。詳しくは後述しますが、主にヒルクライム(+グループライド)目的の機材で、クロモリほど雨を気にしなくてよいという利点があります。GIANTを選んだのは、純粋にコスパと実用性を検討した結果です。我が家のMasterやFRCD05の半額以下なので、個人的には「サードバイク」という位置付けです*2

最上位SLグレードの設計思想を踏襲し、卓越した重量剛性比と空力性能を誇るトータルレースバイク「TCR ADVANCED」グレード。ディスクブレーキと完全調和し、32mmまでのタイヤクリアランスを得た最新の専用設計フレームが、優れたコントロール性を実現。ワイドギアレシオの「ULTEGRAコンポーネントを採用。金属的な質感の「ブラッククロム」と琥珀色の「アンバーグロウ」の2色展開。(公式ウェブサイトより引用)


1. クロモリではないロードを購入した理由

 私は、クロモリのロードバイクを2台持っていて(COLNAGO Master、Panasonic FRCD05)、その性能や見た目に十分満足しています。ただ、クロモリには、「錆に気をつけないといけない」、「カーボンよりも重くなりがち」という弱点があります。

あまり雨を気にせずに走りたい

 私は、ロングライドが好きなので、長い時間や距離を走り、標高の高い山などを越える場合、予想外の雨に降られることがあります。フレームの防錆対策は当然していますし、ライド後の点検やメンテもします。しかし、クロモリで雨に降られるのは、ものすごく気を使います。そして、雨の中を一切走らなくても、フレームに錆が浮くときは浮きます(先日、FRCD05の塗装の下に錆が発生し、ショップに入院となりました。。。/涙)
 そこで、クロモリのメインバイクとは別に、雨に強い素材のバイクを増やすことにしました(自転車沼)。真っ先に考えたのはチタンフレームですが、(1) 価格が高いこと、(2) 現在のレアメタルの流通が減っていること、(3) パーツも世界的に不足していること、(4) ディスクブレーキや電動変速まわりの規格も完全には統一されていないこと、などから、今回のチタン購入は見送りました*3。また、最近よくグラベルを走るので、FUJIのJariのようなアルミのグラベルロードもよいと思いました。しかし、フレーム素材以外で、現在所有しているFRCD05との明確な差別化が難しかったので、こちらも見送り。

軽いフレームが欲しい

 チタンとアルミ以外で雨に強い素材を検討した結果、カーボンフレームから選ぶことになりました。カーボンロードの選択肢は非常に多く、最初は、COLNAGOのV3-RS Disc*4CervéloのCaledoniaなどを検討しました。しかし、それなりのカーボンバイクを組もうとすると、100万円コースになってしまいます*5。そして、ミドルグレードのディスクロードにしようとすると、Master(ペダルレスで約8.2kg)やFRCD05(ペダルレスで約8.5kg)と同等、あるいはそれ以上の重量になってしまい、「クロモリ並みに重いカーボンはちょっと。。。」と思ってしまいます*6クロモリよりも耐久性の劣るカーボンにする以上、それなりに軽いバイクにしたいです。ただ、あくまで「サードバイク」として組む以上(今後もメインはクロモリ)、ブランド名やカラーリングにはあまり拘らず、コスパと実用性を重視することにしました。

2. TCR ADVANCED 1 DISC KOMを選んだ理由

 費用を抑えて、それなりの性能を持ったカーボンバイクを組もうとすると、所謂「中華ブランド」が頭に浮かびます。私も、WINSPACEYOELEOELVESBIKEなどのウェブサイトを実際に見てみました。しかし、それ以上に安く品質の高い製品を提供していて、(流通量が桁外れに多いので)タイミングを選べば格安で買えるメーカーがあります。そう、皆さんご存じのGIANTです(笑)
 言うまでもなく、GIANTは世界トップクラスの技術を持つメーカーですし、全国にあるGIANT STOREを始め、多くの取り扱い店でパーツ購入やアフターサービスが可能です。これまでは、「他人と違うオリジナルなパーツ構成でバイクを組みたい」と思っていたので、GIANTを選ぶことはありませんでした。しかし、コスパと実用性を重視した場合は、非常に有力な候補となります*7
 以前から少し気になっていたGIANTの完成車として*8TCR ADVANCED 1 DISC KOMがありました。そして、たまたま近所のバイクショップがXSの在庫を持っていて、少し値引きをしてくれたので、購入に踏み切りました。2月にGIANTが価格改定をしたあとで、次モデルで12速化するかもしれないという、微妙なタイミングで購入したのには、以下のような理由があります。

  1. 値上がりしても依然として、コスパが異様に高い*9
  2. セカンドグレードのフレームながら、重量と剛性のバランスがいい*10
  3. 完成車状態で8.1kgなので、手持ちのパーツを使うだけで、7kg台中盤を十分に狙える
  4. 11速仕様のUltegra(F: 50/34T, R: 11-34T)なので、FRCD05とホイールを共有できる*11
  5. アジアのメーカーなので、小柄なライダー向けのギアを多く提供している*12

3. MasterやFRCD05との使い分け

 まず、Masterは、オールラウンドタイプでロングライドやヒルクライムもできますが、純粋に「自転車に乗ること」そのものを楽しむためのバイクです。これまでもFRCD05より乗る機会が少なかったですが、一生(細く長く)乗っていきたいと感じる機材ですし、もし何らかの理由で乗れなくなったとしても、部屋にフレームを飾って眺めたいです(笑)
 次に、FRCD05は、納車時のプラン通り、300km以上のロングライドや、グラベルライドに向いています。ヒルクライムはそれほど得意ではありませんが、(TCRと同様)F: 34T / R: 34Tのギア比1を使えるので、乙女ギアで峠を凌ぐことができます。ちょっとした街乗りも含めて、今後も一番多く乗る機材になると思います。
 そして、今回購入したTCRは、KOMと名前がついているように、ヒルクライム用のカーボンバイクです。フレーム自体はオールラウンドな性格を持っているので、知り合いとのグループライドや河川敷での練習にも使う予定です。同じギア比を持つディスクロード同士ですが、FRCD05が長距離の平坦メイン(未舗装路OK)で、TCRが短〜中距離の山岳メイン(未舗装路NG)というイメージです*13山岳用の軽量バイクを持つことで、耐久性と快適性の求められるFRCD05を無理して軽量化する必要がなくなりました(沼人の発言)。




 なお、TCRの詳しいスペックやパーツ構成については、別の記事で詳しく書く予定です。また、TCRの購入にあたっては、以下のウェブサイトが参考になりました。

*1:サイズはXS、カラーはアンバーグロウです。

*2:カーボンは非常に優れた素材ですが、やはり「好き」なのはクロモリです。

*3:いつかチタンロードが欲しい、と思ってはいます。後回しにすればするほど、価格が上がっていきそうですが。。。また、チタンロードを買うと、クロモリロードの上位互換になってしまい、クロモリに乗る機会が激減しそうなのが悩みどころです。

*4:残念ながら、ミドルグレードの(RSがつかない)V3は、ディスコンになってしまいました。

*5:レースに出る訳でもないのに、そんなハイエンドなカーボンバイクに乗ることに対して、若干の気後れもあります。そして、そんなにお金を出すなら、いっそのこと、チタンフレームをオーダーしたいです(笑)

*6:我が家の2台のクロモリがだいぶ軽量化されているのもありますが。。。

*7:そして、私は台湾が好きという要因も大きいかもしれません(笑)

*8:今回はコスパ重視なので、バラ完ではなく、完成車で買います。勿論、バラ完するためのパーツが揃わないという事情もありますが。。。

*9:Ultegraのコンポセットにフレームなどがついている、という感覚すらあります(笑)

*10:Advanced SLがファーストグレードのフレームで、SLのつかないAdvancedがセカンドグレードのフレームという認識です。Advanced Proグレードのフレームは、Advancedと同じです(フロントフォークは異なります)。

*11:たとえば、完成車についている鉄下駄をBORA WTOに替えるだけで、一気に500〜600gも軽量化できます。

*12:GIANTがLIVという女性向けのシリーズを展開していることも、小柄なライダー向けのパーツを多く揃えている理由だと思います。

*13:サドルや足回りを変えるだけで、TCRをロングライド仕様にすることも可能でしょう。たとえば、Masterにつけているfabricのサドル、FRCD05で使っているRacing 3 DBと交換してみるのは、手軽に違いを体感できる方法かもしれません。

FRCD05とMasterのステム交換

FRCD05

 FRCD05は、エンデュランスロードなので、スタックハイトが高く、アップライトなジオメトリーとなっています。それは購入時から分かっていたのですが、2年ほど乗ってみて、やはり「もう少しポジションを低くしたい」と思うようになりました。

 上記の写真のように、これ以上スペーサーを抜くことができない状態なので、、、今回は、ステムの角度を変えて対応することにします。いくつかのステムを検討した結果、納車時からつけていた KCNCのTeam Issue (100mm, 5°) から、TNIのHelium 17 (100mm, 17°) に交換しました*1ステムの角度と底辺から高さを計算してみると、ポジションが約25mm低くなったようです*2

 また、(今回は軽量化が目的ではなかったのですが)10g軽くなりました。なお、評判の悪いTNIの純正ボルトではなく、64チタンのボルトを使っています*3


 チタンボルトを使うにあたっては、念のために、異金属電解腐蝕防止用のオイルを塗ります。

 そして、ハンドル周りを見直したついでに、KCNCのBrever Mount (87g) も外しました*4。ステム交換と合わせて、97gの軽量化。



Master

 Masterには、OnebyEsuの77 Stem (100mm, 13°) をつけることにします*5。元々のステムは、FRCD05と同じKCNCのTeam Issue (103g) なので、18g重くなりました。


 単純な気分転換もありますが、、、ホリゾンタルフレームに合わせて、ステムも(ほぼ)水平にしたかったのです。Masterは、少し小さめのフレームなので、ステムを低くする余地があるのですが、、、見た目重視の交換です(笑) ステムの角度、コラムハイト、スペーサーの変更により、ポジションが約20mm低くなりました。室内で軽くローラーを回してみて、「あと5mm下げてもいいかな?」と思いましたが、、、スペーサーの調整はいつでもできるので、とりあえずそのままで。


 2台とも、近いうちに外を走ってみて、最終的なポジションを決めたいと思います。なお、今回のカスタムにあたって、特に参考になった記事は以下のとおりです。

*1:Helium 17の100mmは、他のメーカーのステムの100mmよりも少し短いので(実測90mm程度)、同時に110mmも入手しました。とりあえず、100mmをつけましたが、もう少しポジションを下げたくなったら、110mmに交換します。

*2:コラムハイトやスペーサーの違いも考慮して、差分を計算しています。

*3:Helium 17の100mmは、Twitter上の知り合いから譲ってもらったのですが、それがチタンボルト化されたものでした(ラッキー)

*4:マウントの性能に不満はありませんが、最近は漆黒の山道を何時間も走ったり、オーバーナイトで走ったりする機会がないので、通常からつけておく必要もないかと思って、外しました。

*5:元々は、これも、FRCD05のステムの候補として買ったものです。

筑波山一周(往復自走)

 今日は、「ゴールデンウィーク終盤に混んでなさそうなところは、どこだろう?」と考えた結果、前からやろうと思っていた筑波山一周をすることに*1。夜明けとともに出発し、国道6号で千葉県へ。

 北柏で国道6号を離脱し、新大利根橋を渡って、茨城県へ。早朝は車が少ないので、快調です。

 そこからは適当にGoogle Mapのナビを使って(笑)、筑波山を目指します。

 自宅から約75km走って、筑波山の麓、りんりんロードの筑波休憩所に到着。

 まずは、筑波山梅林への登坂。梅林の入口に到達するまでの筑波山の西側の登りが地味にきついですね。。。途中でロー側のギアに入りにくくなり、涙目。。。

 ゴリゴリとダンシングで登っていきますが、、、今日は200kmオーバー、2000mアップのライドになることを思い出し、途中の見晴台付近でアジェスターを調整。インナーロー以外のギアを使えるようになりました。今日のコースにそれほどの激坂はないはずなので、インナーローは不要でしょう(フラグ)


 登坂距離4.4km、平均勾配7.6%を登った末、1つめのピークに到達。林道の景色は綺麗でしたが、ピークには特に何もないんですね(苦笑)

 そこから椎尾山薬王院に下っていく途中、まさかの通行止め。。。

 仕方ないので別ルートで下り、、、何を思ったか、不動滝の脇から薬王院に登り返すことに(ルートは、その場で見つけました) しかし、パンチの効いた斜度を登った先にあったのは、予想よりもはるかに小さい滝(苦笑)

 そして、滝から薬王院に向けて、さらに登っていこうとすると、、、路面がバキバキの激坂! インナーローを使いたい!!(フラグ回収)

 短距離であれば、20%でも30%でも押し切るのですが、上に行けば行くほど路面が荒れていきます。。。走行ラインを慎重に選んで何とか登り切りましたが、あまりに疲れたので、薬王院はスルー。「何のために激坂を登ったのか。。。」と思いつつ(笑)、県道41号に下りたら、筑波山の北側を回り込んで、県道150号で湯袋峠を目指します。

 湯袋峠は、登坂距離3.6km、平均勾配7.6%です。ほぼ直線コースなので、あまり印象に残りません(個人の感想)*2

 峠から南に下る途中、先日知人がツイートしていた羊肉料理屋を偶然発見。羊好きとして非常に気になりますが、時間が早過ぎて準備中。。。

 下界に下りたら、次はフルーツラインで朝日峠へ。

 登坂距離3.1km、平均勾配7.9%ですが、夏のような気温になってきて、謎の羽虫にまとわりつかれたこともあり、思ったよりも疲れました。。。ピーク付近で、パラグライダー台を発見*3

 朝日峠から下りたら、筑波山の南側を回り込んで、北条大池へ。

 この時点で11時過ぎだったので、すぐ近くの彩食工房ひるくらいむ(11時30分開店)でランチを食べることにします。ここは有名なお店ですが、入るのは初めて。


 柔らかリブとチキンフリッターのランチを注文。スペアリブもフリッターも美味しかったです。あと、スープの中に入っていたベーコンがしっかり燻製されていて、それも良かったです。

 しっかりランチを食べたら、不動峠(登坂距離3.8km、平均勾配7.1%)から筑波山に登ります*4

 不動峠に登るのは4年ぶり2回目なのですが、思っていたよりも緩斜面が挟まるのですね(前回の記憶はほとんどない/苦笑) わりとがっつり斜度が和らぐので、よせばいいのに、頑張ってしまいます(当社比) 無駄に足を使った結果、終盤にタレました(苦笑)

 完全に足を使い切ったので、日陰で5分ほど休憩。そのあとは、表筑波スカイラインを低速で移動し、風返峠へ。正直ここを登る足が残っているのか怪しいのですが、短いので気合で乗り切ることに。

 私の記憶の中で風返峠は「最後のおまけで、ループ橋をくるっと回ったら終わり」だったのですが、ここまで120km以上走って、2000m近く登っているので、、、実際の距離以上に長く感じました(軟弱) 完全に精神力だけで登頂。

 汗だくになったので、山ぶどうソフトクリームで涼を取ります。秒でなくなりました(笑)

 これで、本日のヒルクライムは終了。風返峠から西に下って、筑波休憩所の方に戻っていきます。ここは、結構激坂ですよね。。。平地まで下ったら、沼田屋のカリントウ饅頭を3つ購入。その場で1つ食べて、残りの2つは持ち帰り。


 帰りは、ゴールデンウィーク終盤の渋滞を避けるために、往路とは違う道を使いました。江戸川CR(野田〜金町)で強い向かい風に吹かれたり、国道6号(金町〜浅草)で渋滞にはまったりもしましたが、何とか日没前に帰宅。

 本日の走行距離は225.11kmで、獲得標高は2308mでした。なお、今回の旅にあたって、特に参考になったウェブサイトは、以下のとおりです。

*1:今回の筑波山一周ルートは、サイクルボールのルートとは異なります。

*2:進行方向の石岡市の標識が地味過ぎたので、逆側の桜川市の標識と記念撮影。

*3:YouTubeTwitterで見るパラグライダー台とは別??

*4:筑波は、3〜4kmで7〜8%というヒルクライムコースが多いんですね(何となく)

BORA WTO 33 DBのタイヤ交換

 本格的なヒルクライムやロングライドに向けて、FRCD05のホイールをグラベルタイヤを装着したRacing 3 DBから、オンロード特化型のBORA WTO 33 DBに変更しました。その際、これまで使っていたチューブレスタイヤ(GP5000-TL)を外し、チューブドタイヤ(Power Road 25c)に交換。MichelinのPower Roadは別のホイールで使っていて、とても気に入っています*1



 そして昨日、タイヤの皮むき目的で、荒川CRを約100km走りました。そうま水産に刺身ランチを食べに行き、帰りに都電カフェでお茶しただけですが(笑) BORAもPower Roadも超優等生タイプなので、非常に乗りやすいです。


 ついでと言っては何ですが、、、Masterのホイールも(ヒルクライムを想定して)BulletからShamal Ultraに戻しました。ナローリムのBulletからワイドリムのShamalへの変更なので、アジャスターの調整だけではダメで、ワイヤーを締め直す必要がありましたが。



 冬の間に鈍った身体も少しずつ元に戻りつつあるので、そろそろがっつりと走りに行きたいですね。

*1:残念ながら、最近廃盤になってしまいましたが。。。